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取れる駒を普通に取る。
初心者の場合はそれでOKです。
しかし~
初段を目指すあなたには
もっと良い方法をお教えします。
名付けて・・・
「タメてドカン!」
次に相手がどう応じても駒を取れる状態になったら・・・
あえて取らずに
更に駒の当たりを足すテクニックです。
この技を喰らった相手は、わかっていても防ぐことができず困ってしまいます。
将棋では、複数の狙いを同時に成立させる手が良い手になります。
両取りなどが良い例です。
「タメてドカン!」 は
一つの狙いを2重にかぶせるテクニックです。
相手にしてみれば
自分の駒を取られる事が
分かっていながら何もできない
これも両取りに匹敵する
大変脅威となる手法です。
例①利きを重ねる
先手は36の香で33の桂が取れる状況です。
この桂は逃げることもできずどうやっても取られる形になっています。
こういう時には、慌てて桂をとらずに駒の利きを足していきます。
▲34歩と打ちます。これでさらに駒得が見込めます。
▲45桂や▲25桂の応援もあり後手陣はつぶれています。
例②利きを足す
現在後手は△54歩とできません。開き王手になっているからです。
このような時も、あわてて53の地点を清算しない方が得になります。
図のように▲45桂と跳ねて53へ駒の利きを足します。
相手にしてみれば
とっとと取ってくれ~~(´;ω;`)ウゥゥ
なんですが
相手の言いなりにならないのが
将棋の良い技法とも言えます。
ある意味
相手の傷に塩を塗り込むような手とも言えますので
そう言いうと
印象悪いかもしれませんが
とにかく与えるダメージが絶大で
相手はぐうの音も出ません!
※ここまでお読みいただき誠にありがとうございます。
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