
相手の駒が密集・連携していて
あるマス目に利きが集中しているとき
その利きの焦点に歩を打つと
相手の駒の連携を崩すことができます。
焦点が急所
図1
相手の飛車と角の利きが集中しているマスは・・・
33ですね!
ここに
持ち駒の歩を打つと・・・
図2
▲33歩!の一発で相手は参ってしまいます。
△33同角は飛車が取られてしまいます。
△33同飛車は角が取られてしまいます。
かといって飛車を逃げても
角が取られます。
図3
この場合はどうでしょう?
やはり33のマス目に飛車・角・桂の駒の利きが集中しています。
図4
ここでも焦点の▲33歩!
この瞬間は飛車・銀両取りです。
相手がこの歩をどの駒で取っても
逃げても
もちろん、このままでも
どう応じても
駒得が確定しています。
相手の駒の利きが集中している焦点に歩を打つ手筋を紹介しました。
歩以外にも焦点に駒を打つ手筋
焦点に駒を移動する手筋
これらは詰将棋にもよく出てきます。
焦点はまさに急所です!
実戦でも頻繁に出てきますので
この手筋を駆使して
勝ちまくりましょう!