
初心者の方には聞きなれない言葉を解説します。
TVやネットの将棋番組で、何やら不可解な言葉が飛び交っていますよね?
将棋を楽しむにあたり、最低限理解が必要なワードをピックアップしました。
※随時更新します
- 指す:1手進める事。将棋をする事。「次の一手を指して下さい」「将棋を指しましょう」
- 打つ:持ち駒を使う事。「持ち駒の角を打つ」
- 好手:良い手。優勢に導く一手。
- 最善手:その局面で一番良い好手。
- 悪手:悪い手。圧倒的に損をする一手。
- 疑問手:悪手ほどではないが、形勢を損ねる一手。
- 受け:相手の攻めを受け止める、かわす、凌ぐ、守る事。「飛車取りを受ける」
- 受けなし:相手が狙う次の手がどうやっても受からない事。「玉が受けなしなので負けだ」
- 詰めろ:次に玉が詰む状態。「詰めろがかかったので受けなければいけない」
- 一手一手:受けて受けても詰めろが続く状態。「投了します。受けても一手一手なので」
- 必至:受けなしの詰めろの事。必死とも書く。「必至をかけて勝ちになった」
- 成る:駒を敵陣3段目以内に進めて駒をひっくり返す事。「歩が成ってと金になる」
- 投了:負けを認めて宣言する事。「負けました。と言って投了した」
- 振り駒:対局開始の際に先後を決める儀式「振り駒で先手番になった」
- 上手:二人の対局者のうち、明らかに強い方、教えてあげる人。
- 下手:二人の対局者のうち、明らかに弱い方、教えてもらう人。
- 手合い:対局方法の事。「手合いは平手でお願いします」
- 平手:ハンデなしの手合いの事。「実力は同じくらいなので平手で指しましょう」
- 駒落ち:実力差を埋めるために上手が駒を最初から減らして戦う手合い。ハンデ戦。「5段差なので角落ちでお願いします」
- 手筋:指し手のテクニック。「歩の手筋を駆使して優勢になった」
- 駒組み:駒の配置の整備。玉の守りや攻めの形。
- 序盤:対局が始まって駒組みが終わり駒がぶつかるまで。
- 中盤:駒組みが一段落し、駒の交換が行われる状況。本格的な戦いが始まった状態。
- 終盤:玉に対し攻撃が迫っている状況。もうすぐ戦いの決着がつきそうな状態。
- 急所:弱点、重要な手、最重要な事。「敵の囲いの急所を突く」
- 一手スキ:次に玉が詰む状態 ※=詰めろ
- 二手スキ:あと二手で玉が詰む状態。一手スキの一手前。
- 妙手:一見損に見えて実はすごく得な一手。奇抜で思いつきづらい好手。
- 絶妙手:妙手中の妙手。大損に見えて実はとても得な一手。大逆転の1手
- 鬼手:とても刺激的で攻撃的な絶妙手。駒を派手に捨てて直接勝ちにつながる絶妙手。
- ゼット:終盤で攻め込まれているにも関わらず、玉が絶対に詰まない状態。「相手は一手一手、自分はゼットなので勝ちを確信した」
- 味が良い:うまい指し手、相手の指し手を逆用した指し手、一手に複数の意味がある指し手。都合の良い指し手
- 大局観:的確な形勢判断を行う能力のこと
- 棋譜:対局の指し手の記録
- 棋譜並べ:棋譜に記された指し手を再現し鑑賞・学習すること
☆ここまでお読みいただき誠にありがとうございます。
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随時追加します。